ご依頼主:60代男性
相談前
ご相談者様は25年間の結婚生活を経て夫の退職直後に離婚を決意。ふたりの男のお子様は既に社会人のため、離婚交渉では財産分与が主な争点でした。
相談後
退職直後で多額の退職金が財産分与の退職となりました。早期解決を優先し、財産を開示するとともに、相手方が離婚を拒する心理的要因を理解し、それを可能な限り緩和する方向で交渉を進めました。交渉3回の相手方との交渉を経て、離婚の合意による円満解決に至りました。
弁護士からのコメント
退職金という財産があることで、相手方の生活の再出発を支援できる財産分与が可能になり、早期解決の後押しとなります。ただ、離婚は経済的問題のみの問題ではありません。特に婚姻生活が20年以上のご夫婦の離婚では、複雑な思いを双方が抱えています。人生の再出発の背中を押す役割を担うことから、依頼者様のみならず相手方の思いも汲み取りながら交渉にのぞんでおります。