【借金・債務整理】住宅ローン特別条項付個人再生申立により所有マンションを残した事案

解決事例

ご依頼主:40代女性

相談前

ご相談者様は、リストラにあい、その間の生活費を捻出するためクレジットカードで借り入れをするようになりました。また、リボ払いでの日用品の購入もあり、借り入れは500万円近くにのぼっていました。

一方、会社員だった頃に住宅ローン借り入れをしてマンションを購入していました。返済は残り10年ほどです。住宅ローンは貯金と親族の支援で支払いを継続していました。オーバーローン物件でしたが、新規で住宅ローンを組むことはも今後は難しいことが予想されましたので、マンションは残すことを希望されていました。幸運にも再就職先が見つかり、これを機に生活を再生させたいとご相談にみえました。

相談後

ご相談者様の希望からは、住宅ローン特別条項付の個人再生が相当でした。
幸いご相談にいらっしゃった際には、会社員になっていましたので、個人再生に必要な安定した収入は見込めました。

ご相談にみえた際に、住宅ローンの不払いはありませんでしたので、住宅ローン特別条項を利用した個人再生により、住宅ローン以外の債務を圧縮する方針を選択し、申し立てをしました。
見通し通り無事に個人再生の認可を受けることができました。

弁護士からのコメント

認可決定から5年後にひとつの金融機関が信用情報を誤って掲載しているようだとのご相談でお見えになりました。無事に認可決定どおりの支払いを完了されているとわかり安心しました。
信用情報については、当職から問い合わせをしたところ、先方のミスだったことが判明し、即時に変更してもらい事なきを得ました。
個人再生で認可後に完済したというお話を伺うと、心から嬉しく思います。